飛び荒ぶ花粉の中

どうやら僕が花粉症じゃなかったっぽい事が明らかになった。
と言っても、あくまで自分の主観に基づくものなので細かい事は知らない。だが誰が何と言おうとも僕が是といえば是なのだ。
まあ人によってこの花粉の許容量というヤツは違うらしい。その許容量が少なければアレルギー体質になりやすいし、その逆もまた然りだ。こればかりは神のみぞ知るというヤツだが、『僕=神』という等式があくまで僕個人の範囲内で成り立っているので一生花粉症にはならない若しくは成り得ない、とデムパじみた事を書き連ねてみた。


話は戻るが、とりあえず何の考えも無く何となく、とある人物とコンタクトをとってみた。
その人物は大阪から遥か北の彼方、金沢に居る。それの話によると、ようやく向こうの大地は雪が解けて歩けるようにはなったらしいのだが、近い内にまた雪が降るらしく「花粉ってナンデスカ」と平然と言える状態がまだまだ続きそうなのだそうな。他には「また雪が降るだろうから、道をまともに歩けなくなr…(以下長文略)」と言っていたような気がするが、あまり後の方は覚えていない。
兎も角、こちらは「もう春ですよ」と言わんばかりの気候で、これから春から夏にかけて僕の嫌いな憂鬱な季節の始まりだというのに…。もっと突っ込むと、「春」という季節からして活動的な感じがして、「夏」は粗野な感じ、開けっぴろげな感じがしてモウダメダメ。


そう思っちゃうと寒い夜空の下、一杯飲み屋で熱燗にして暖かさを直に感じられる季節がずっと続くといいのにな、と思う訳だ。もっと極端に書くと、氷と氷を擦りあわせれば摩擦の熱で溶けちゃう訳だけど、この僅かばかりの熱を、ただそこに熱が存在する、と感じられる距離感が自分にとって一番好都合なのだ。


なんか徐々に自覚しつつあるけれども、自分って超ダメダメ、超ダメっぽい。